本記事はラッコキーワードの使い方について「無料版」「有料版」で何ができるかを解説した記事になります。
ラッコキーワードは数あるブログツールの中でも最高峰のツールです。もし使っていない人がいれば必ず使うようにしましょう。
ラッコキーワードを最大限活用しつつ、「コスパ抜群!〇〇な使用方法」を記事中で紹介しているので、最後まで読んでみてね!
ラッコキーワードとは?
ラッコキーワードは検索エンジンでユーザーがどのように検索しているかを様々な視点で分析する検索分析ツールです。
例えば、
〇〇って調べる人は他に何を調べるのだろう?
〇〇の検索される数ってどれくらい?
〇〇に似た言い方って何があるんだろう?
上記のような検索エンジン周りで気になることが網羅的に調べることができます。
本記事ではラッコキーワードの機能を全て紹介していますので、まずはラッコキーワードを登録してラッコキーワードを触りながら読んでみてください。
ラッコキーワードは無料で登録することができるので、気軽に触ってみてください。
ラッコキーワードの登録方法
ラッコキーワードは無料プランと有料プランそれぞれで登録することができますので、やり方をご紹介します。
無料版で登録する
無料版の登録は2ステップ1分で完了します。まずは公式サイトへ行きます。
以上で終了です。
次に有料会員の登録のやり方をご説明します。
有料版で登録する
無料版と同じくラッコキーワードの公式ページへ行きます。
以上で完了です。
僕の場合はすでにエントリープランに入っていたので、画像ではライトプランへのアップグレードで見せているけど、同じ作業だよ
有料版で何ができるかは本記事の「有料版:ラッコキーワードの機能紹介」でご紹介しています。
ラッコキーワードの基本的な使い方(無料)
ラッコキーワードは多機能なブログツールですが、使い方が分からない人も多いです。
そこで、本項目では無料で使うことが出来るラッコキーワードの機能を体系的にご紹介します。
キーワード調査に使う(メイン)
ラッコキーワードのメイン機能は「キーワード調査」のために使用します。
簡単に言うと、自分が書こうとしてる記事の需要やライバル記事を調べるために使うツールってことです。
キーワード調査で使う機能は以下の通り。
①サジェストキーワードを抽出する(おすすめ)
最も頻繁に使うのは「サジェストキーワードを調べる」機能です。
サジェストキーワードって?
サジェストキーワードとはGoogleなどで検索した際の「検索窓に何か調べたいキーワードを入力したときに自動的に表示される検索候補」のことを指します。
ラッコキーワードは「オタくん+〇〇」を網羅的に調べることができます。
例えば「3歳児」で記事を書いても検索順位の上位に入る事はライバルが多すぎて難易度が高いです。
ロングテールキーワードを探すときに使うのがラッコキーワードです。
ブログではビックワードを狙うのではなく、ロングテールキーワードを狙うことが鉄則です。そのためにどんなキーワードが検索エンジンで調べることが重要になってきます。
使い方はとても簡単。
ラッコキーワードにログインして、トップページの検索窓に調べたいキーワードを入力すると、サジェストキーワードが網羅的に表示されます。
上記のように「3歳児」で検索すると、サジェストキーワードが一覧で表示されます。
画面上の
ライバル記事を調べることができます。ただし、無料版では検索回数(検索ボリューム)までは調べることが出来ない点は注意が必要です。
検索回数が少ないキーワードを選んでも、結局読者が少なくなってしまうので、サジェストキーワードとセットで検索ボリュームを調べる癖を身につけましょう。
検索ボリュームは「有料版:ラッコキーワード」でも調べることができますし、無料ツールもあります。
無料ツールについては「ラッコキーワードと相性の良いツール」でご紹介しています。
②周辺語・連想語を確認する
ラッコキーワードの2020/10/14-18:00アップデートのお知らせで実装された機能になります。
端的に言うと、調べたいキーワードに親和性が高い言語を調べることができるよ!ってことです。
こんな感じで「子供」に親和性が高いキーワードを調べることができるよ!ブログ記事に悩んだ時にサクッと参考にしてみると良いですね。
③類語・同義語を確認する
ラッコキーワードの2020/10/16-18:00アップデートのお知らせより実装された機能です。
周辺語・連想語と異なり、同じ意味(言い換え)を調べることができます。
同じく「子供」の類語・同義語を調べてみました。
あくまで参考程度だけどね。検索ボリュームが大きいキーワードを選ぶようにしましょう。
競合サイト調査に使う
ラッコキーワードでメインで使う機能ではないが、知っておくと便利な機能が「競合サイト調査」です。
特に見出し抽出は便利ですので、覚えて損はないですよ。
競合サイト調査の機能を以下の通り。
①見出し抽出(おすすめ)
ラッコキーワードの「見出し抽出」で調べることが出来るのは以下の通り。
- キーワードの上位記事のタイトルがわかる
- 上位記事の見出し(H2~H6)がわかる
- 上位記事の文字数がわかる
- 上位記事の見出し数がわかる
見出し抽出を使う事で、ライバル記事の見出しを参考にできたり、ライバル記事の質の高さが一発でわかるようになります。
この段階で、弱そうな記事は積極的に検索ボリュームを調べて参入する候補にしてみるといった使い方ができます。
また、調べた情報はCVSダウンロードが出来るのでパソコンに保存することができますよ。
まじで便利すぎない?ラッコ―キーワードさん。
②共起語βを確認する
共起語ってなーに?
共起語は「キーワードと一緒に使われやすいワード」のことを指すよ。試しにラッコキーワードで調べてみよう。
「子供」というキーワードに対して「こども」「2023年」「登録」「子ども」がよく記事の中で一緒に使われるってことがわかります。
ラッコキーワードの場合、上位20サイトを週2回情報更新をしているので、最新の上位記事を分析することができます。
あくまでよく使われるだけなので、記事の内容に沿わないワードを無理やり入れるのはおススメしません。
キーワードの市場調査に使う
あまり使用する機会は無いですが、Googleトレンドだけは覚えておくと便利です。
キーワードの市場性をラッコキーワードでは調べることができます。
キーワードの市場調査の機能は以下の通り。
①Googleトレンドを確認する(おすすめ)
上記は「ウイルス」で調べたGoogle検索のトレンドです。
わかりやすい例にしたかったので、わざとコロナ関連キーワードを入れてみました。
検索ボリュームは2019年~2020年が最も多く、だんだんと検索されなくなっているのが分かります。
自分が取り扱うジャンルの将来性を見るのに最適ですよ!
市場分析などについては下記記事を執筆しているので、参考にしてみてください。
【ブログジャンル完全攻略】稼ぐためのジャンル戦略をマーケッターが市場分析
②関連ハッシュタグを確認する
2023年2月にリリースされた新機能です。
各SNSで使用されているハッシュタグの投稿数を調べることができます。
SNS運用をしている方がどのジャンルを攻めるべきか、どのSNSで攻めるべきかを検討する時に使えます。
またSNSのトレンドキーワードを調べることで、ホットな話題に乗っかることもできますね。
使い方は簡単で、キーワードを入れるだけ。
試しに「ブログ」で検索すると、Instagram=TikTok>Twitterであることがわかります。
Twitterは「ブログ」のキーワードでは戦略的ではないってことがわかるね。「ブログ」でSNS運用をするならInstagramかTikTok。そんな調べ方ができます。
③Q&Aを見る
「Yahoo!知恵袋」や「教えて!goo」等の質問フォームは、読者の悩みの宝庫です。
実際にどんな悩みがあるかを確認することで、そのまま記事タイトル候補として検討することができます。
ラッコキーワードでは、入力したキーワードに関する質問板を一覧抽出することができるので便利ですね!
質問板ってのは「検索してもわからなかった」から投稿されるので、実は穴場キーワードが眠っている事があるんだよ!
④ニュース/話題の記事を見る
トレンドブログをしている方に重宝するのが、「ニュース・話題記事」を抽出する機能です。
ラッコキーワードでは、検索キーワードに近いニュースの記事を一覧で見ることができます。
トレンドブログだけじゃなく、ブログ記事の引用元を探すときにも便利ですよ!
AIを活用する
2023年から実装されたラッコキーワードのAI機能。
AIを活用することで、サクッと記事を作ることが出来るので、非常に便利な機能です。
現在ラッコキーワードで実装されている機能は以下の通り。
①記事タイトルを作る
ラッコキーワードでは、入力したキーワードを基に読者の検索意図を満たす記事タイトルを10個まで提案をしてくれます。
出てきたタイトルから、検索ボリュームを調べて記事を書くことができるので、記事ネタに困ったときに使えますね!
個人的には記事タイトルはあらかじめ自分でボリュームを見て書いた方が効率的なので、あくまで参考程度の機能と思います。
②関連する読者の疑問を探す(おすすめ)
関連するキーワードをAIに提案してもらいましょう!
狙いたい記事タイトルが決まっている場合、そのキーワードで読者の悩みに近い「見出し候補」を提案してくれます。
リライトにめちゃくちゃ便利だと感じます!
自分より上位にいる記事が満たしていないキーワードがあれば、積極的に追記していくと検索上位に入りやすくなります。
③関連ワードを探す
関連キーワードをAIに提案してもらうことで、記事タイトルや見出しのヒントにすることができます。
ですが、関連キーワードはラッコキーワードの「サジェストキーワード」で記事タイトル候補を探すことができるので、あまり使用用途は無いと感じます。
ぶっちゃけ、サジェストキーワードがあれば、関連キーワードは必要ないかと。
有料版:ラッコキーワードの機能紹介
ラッコキーワードは無料でも十分に使えるブログツールですが、有料プランはもっとすごい機能がたくさんあります。
本項目では、ラッコキーワードを有料プランにアップグレードすることで使える神機能を全てご紹介します。
ちなみに僕は「月間検索ボリューム」を確認するためだけに課金しています。この機能だけで課金する価値は十分にありますよ。
それぞれ詳しく説明していきます。
なお、有料プランへの切り替えのやり方は本記事の「有料版で登録する」をご確認ください。
有料限定:月間検索ボリュームの取得(おすすめ)
ラッコキーワードでは「サジェストキーワードを抽出する」機能で調べたキーワードの検索ボリュームを調べることができます。
検索ボリュームの調べ方は以下の通りです。
サジェストキーワード右上の「★月間検索数を取得する」をクリックするだけです。
検索ボリュームを調べる事は本当に重要なの?
めちゃくちゃ大事です。
検索ボリュ―ムが多すぎる記事は検索された時のライバルも多く、検索上位に入るのが難しいです。
そのためブログで読者流入を狙うのであれば、検索件数が多すぎないロングテールキーワード(2、3語で構成されるキーワード)を狙う必要があります。
- 検索数100以上
- 検索数1,000以下
無料で使えるキーワードプランナーやキーワードプールなどもありますが、正確性に欠けているなどデメリットがあるので、ラッコキーワード有料プランの検索数チェックは非常に重宝します。
有料限定:サジェストプラス(おすすめ)
サジェストプラスは無料版で調べる事のできるサジェストキーワードの表示数をさらに多く検索することができる機能です。
無料版で検索すると出てくるキーワードだけだと、多くの人が参照しておりライバルが多くなりがちです。
しかし、有料版のサジェストプラスを使うとより広いサジェストキーワードを拾うことができます。
サジェストキーワード | 無料版 | 有料版 |
---|---|---|
ラッコ | 777 | 2710 |
水族館 | 854 | 5301 |
マッコウクジラ | 519 | 780 |
ラッコ 水族館 | 132 | 145 |
ラッコ 北海道 | 29 | 32 |
こんな感じで無料版よりも多くのサジェストキーワードを拾うができるよ!
有料限定:他のキーワード/質問β
ラッコキーワードの「他のキーワード/質問β」では、検索キーワードと関連性が高いキーワードを探すことができます。
出現数 | 取得されたキーワードが検索結果画面の中で出現した回数です。 値が高いほど重要度が高い可能性があります。 |
深度 | 検索キーワードからの距離の遠さ(再帰検索回数)です。 値が高いほど検索キーワードとの関連性が低い可能性があります。 複数回出現するキーワードは最も低い値を表示しています。 |
検索キーワードの中でも「出現数が高く、深度が高い」キーワードを選ぶことで、読者が次に検索するであろう内容を調べることができます。
自分の記事を読んだ後に再検索するワードの事を「LSIキーワード」とも言いますが、自分の記事で納得しなかった要因にもなり得ます。
あまりに再検索される頻度が多いと、SEO的にも悪い影響があるので、再検索ワードを記事中に取りこむようにしてみよう。
必須というわけではないですが、リライトする時にめっちゃ便利です。自分の記事に足りない要素がわかります。
有料限定:検索流入キーワードβ(⇒無料:獲得キーワードへ)
ラッコキーワードでは、自分の記事の検索順位を簡易的に調べることができます。
Googleサーチコンソールと似たような機能ですね。
サーチコンソールと大きく違う点は自分の記事を読みに来る人の数がわかる「推定流入数」やライバルの強さがわかる「競合性」なども同時に調べることができる点です。
目安程度なので、検索順位に関しては専用の検索順位チェックツールをおススメします。
2023年6月より「検索流入キーワードβ」は「獲得キーワード」がリリースされ無料となりました。
具体的な変更点は下記の通り。
- 有料から無料へ変更
- 検索キーワードの範囲が無制限に(上限500⇒無制限、検索順位50位⇒100位)
- フィルタ/ソート機能の実装
詳しくはラッコキーワード公式「獲得キーワード」で確認することができます。
こんな感じで調べることができるよ!
ラッコキーワード有料版をコスパよく使う方法
ラッコキーワードはいくつかのプランがありますが、できる機能は一緒です。
プランによって異なる点は「使用できる回数」に違いがある点になります。
またラッコキーワードを格安で使い倒す方法もありますので、ご紹介します。
ラッコキーワード有料版のプラン
最もコスパの良いプランは「エントリープラン」になります。
月額440円(税抜き)で使用することができます。
ブログを始めたばかりの人は「エントリープラン」で十分です。それ以上はもっと記事数が多くなってきてからで大丈夫。
画像で見てわかる通り、僕はエントリープランで契約しています!
ラッコキーワード有料版をコスパよく使う。
ラッコキーワードは月額制サービスですが、実はコスパの良い使い方があります。
その方法について説明します。
- エントリープランを契約する
- 調べたいキーワードを片っ端から調査
- Excelにダウンロード
- 自動更新をOFFにする
サジェストキーワードの月間検索数取得はエントリープランだと「40回」しかありませんが、1ヵ月で40回以上使い切ってブログ記事を書くことはほどんとありません。
契約をしたタイミングで、40回を使い切ってしまいましょう。
Excelにダウンロードしたデータはずっと見る事ができるので、440円(税抜き)でキーワード調査をすることができます。
たった1コインでキーワード調査ができる神サービス!
有料登録の仕方は本記事の「ラッコ―キーワードの有料会員のやり方」で紹介しています。
ラッコキーワードと相性の良いツール
ラッコキーワードは単体でも便利なツールですが、同時に使用することで更にブログ収益に近づく相性の良いサービスがあります。
本項目では、ラッコキーワードと相性の良いブログツールを2つご紹介します。
キーワードプランナー
ラッコキーワードは有料プランでないと、検索ボリュームを調べることができません。
そこで、無料で調べることができるツールをご紹介します。
キーワードプランナーは本来は広告費を払って検索エンジン上位に載せるためのツールですが、ログインをして検索ワードを入力する事で大体の検索ボリュームを調べることができます。
上記は「子育て 5歳」の月間検索ボリュームを調べた結果となります。
注意点としては、ざっくりとしかわからない点です。正確性に欠けるんですよね。アバウトでもいいから調べたいって時に重宝します。
正確性で言えば、ラッコキーワードの有料プランの方が勝ります。
本気で狙いたいキーワードがある場合はラッコキーワードの有料プランを検討してみましょう。
Nobilista
Nobilistaブログで収益化を図ろうと思った場合、検索エンジンの上位表示されないと全く稼げません。
そこで日々の検索順位の推移をどのデバイスでも365日リアルタイムに監視してくれるツールがNobilista(ノビリスタ)となります。
ラッコキーワード有料プランでもある程度は調べることができますが、ノビリスタと比べると大人と子供くらい性能に違いがあります。
ブログで収益化を目指す人なら必須ツールです。
下記の記事でノビリスタとは何か?という事を説明しているので、参考にしてみてください。
まとめ:ラッコキーワードは無料でも神ツール!
個人利用の範囲や、ちょっとしたリサーチであれば無料でほとんどの機能を十分な量ご利用いただけます。
ですが、もし作業効率を上げたいのなら月額440円~の有料プランの契約をご利用ください。
無料版では取得できなかったキーワードを大量に取得できたり、キーワードプランナーを使って取得していた月間検索数をラッコキーワード上で取得することができます。
一日数時間の作業時間で副業として取り組まれている場合、
作業効率化や競合が知らない穴場キーワードの確保はとても重要な課題です。
ラッコキーワードの有料プランはコスト以上の価値提供をお約束します!
上記の文章はラッコキーワード公式から引っ張ってきた言葉ですが、本当にその通りだと思います。
ラッコキーワードを使うことで競合調査、記事タイトルを決めるなどブログで稼ぐために必要な機能が満遍なく揃っています。
是非、快適なラッコブログ生活を体験してみてください。
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